高度情報処理技術者試験やAWSに合格するための方法

高度情報処理技術者試験やAWSに合格するための方法を書きます。

プロジェクトマネージャ【PM】試験合格への道①-3

   

このページでは、プロジェクトマネージャ試験に合格するためのポイントの1つ

①午後2対策

①-3:汎用性の高い架空プロジェクトの準備

について記載します。

 

・目的

本件の目的は、「本試験の問題文に記載された条件に合致するプロジェクトを瞬時に創作すること」にあります。

これを目的と考える背景を以下に記載します。

 

・背景

まず、プロジェクトマネージャ試験の資格取得を検討されている大半の読者の皆様は、過去に様々なプロジェクトをプロマネとして経験されてきたと思います。

ただし、本試験の問題文に記載された条件に合致するプロジェクトを実際に経験された方が果たしてどれほどいらっしゃるでしょうか。

勝手な想像ですが、そのような経験をされた方は一握りだと想像しています。

つまり、大半の読者(本試験の受験生)の方は、経験がないプロジェクトに無理やり合わせたうえで論述しなければならず、途中で論理矛盾等が発生する可能性が高くなると考えます。

このような問題が発生しないようにするための対策ということです。

 

私が考えたプロセスを以下に記載します。

なお、このプロセスは下記の書籍を読み込んだうえで考え出した方法です。①-1でも紹介しましたが、おすすめの書籍です。


 

・具体的な方法

1:まず、自身が得意とする業務を1つ選んでください。私の場合は、市役所の個人住民税業務を選びました。

 

2:その業務の特徴を整理してください。

個人住民税業務の特徴は以下の通りです。

・法改正に伴うシステム改修が頻繁に発生する。

・業務の繁閑の差が激しい。1月から4月が繁忙期、5月から6月は準繁忙期、それ以外は閑散期。

・税額計算を誤るとマスコミ報道等の市役所の信用失態を招く可能性がある。絶対に誤ってはならない。

 

3:その業務の中で重要な事務と重要ではない事務を整理してください。

個人住民税業務では以下の通り。

・重要な事務

個人特定、税額計算、課税非課税の判定

 

・重要ではない事務

他団体への所得照会、被扶養者の把握

 

4:1:で選択した業務に関連する他業務を整理してください。

個人住民税業務の場合は以下の通り。

・住民記録

・税収納

生活保護

 

5:一般的なプロジェクト管理に関して、QCD(Q品質、Cコスト、D納期)、リスクに影響し得る特徴を整理してください。

これは、前述した業務に特化するのではなく、一般的なプロジェクトの視点で整理してください。

私の場合は下のように整理しました。

・Q品質:

住民に影響を与える障害を発生させてはならない。これを満足するため、出荷後のバグ摘出密度が0.03件/ks以内を目標値とする。

 

・Cコスト:

他の類似プロジェクトに比して費用が約0.8倍と少ない。予算内でプロジェクトを完遂するためには、効率化が必要。

 

・D納期:

法改正の施行日が新システムの本稼働日。遅延は許されない。

 

・リスク:

要件定義時点で法改正の仕様が不明確だが、本プロジェクトの中で法改正対応を行わなければならない。

つまり、法改正対応の仕様が不明確なことにより、成果物の品質低下や改修に係るコスト増、納期遅延等のリスクが存在する。

 

6:前述した1:〜5:の情報を繋ぎ合わせて、

・プロジェクトの概要

・プロジェクトの特徴

・プロジェクトの制約事項

を、全部で600字程度の文章になるよう準備して下さい。この際、複数の情報を組み合わせれるようにして下さい。

 

これで、本章でお伝えしたかった汎用性の高い架空プロジェクトの準備が完成します。

前述した2:〜5:の情報を事前に沢山用意しておくことで、本試験時に指定されたプロジェクトに合わせることができるようになります。

また、たとえ事前に準備した情報が本試験の条件に合致しなくても、この訓練をしておくことで本試験の条件に柔軟に寄せることができるようになります。

 

なお、前述した1:〜6:の情報について、経験がないために整理できない方がいらっしゃる場合は、①-1で紹介させていただいた下記の書籍をおすすめします。


 

この書籍には合格者の論文が沢山掲載されていますので、合格者の論文から前述した1〜6の情報を抜き出すことで準備ができます。